それでも、頑張るしかない

地獄でなぜ悪い フィクション

仕事が出来なさすぎる

驚異的に仕事が出来ない。仕事が出来ないことには、まだ慣れない。優しく注意されることにも慣れない。お金も貯まらない。FIREなんて、もってのほかだ。

上司も私を持て余している。彼らは、ギリギリで言い逃れできるような嫌味を言ってくる。私はそれに対して、ただただ傷付くだけだ。サンドバッグであるが、必要なサンドバッグですらない。

根が、下手に真面目なため、気にしないということは出来ない。人の言っていることが、気にはなる。だから、傷付く。

宇宙の歴史から見れば、私が仕事が出来ないことなど、どうでもいい問題だ。しかし、私にとっては、どうでもよくない。目下最大の問題だ。いや、ずっと最大の問題だ。

仕事が出来なくて、嫌味を言われたり、毎日疲れたりする。でもそれは、自殺をするほどの重大な問題ではない。仕事が出来なくて、死ぬのは、愚かだ。そもそも、そんな勇気はない。

でもじゃあ、私は明日をどうすればいい?