それでも、頑張るしかない

地獄でなぜ悪い フィクション

もう駄目だと思い続けながら、10年働いた

「もう駄目だ。だがしかし、」という精神で、10年続けた。毎日、このままストレスで死ぬかもしれないと思っていた。だけど、耐えた。スレスレのところで耐えた。何回か向こう側に落ちたこともあったが、なんとか戻って来た。まだ死なねえよ。

上司も同僚も、本当に仕事ができない俺が仕事を辞めるのを心待ちにしている。まだだよ。全員に愛想を尽かされて、全員から明確に嫌味を言われたとしても、まだ俺は戦うぜ。俺を舐めるな。負けたように見えるのは、本当に負けるのとはちがう。

俺は毎日、一生懸命仕事をしている。真面目なんだ。仕事ができないだけだ。一生懸命仕事をしなかった日はない。健康を著しく損いながら、毎日心を擦り減らして働いている。苦しいなんて、日常だ。でも、まだ戦える。まだまだ、俺を倒せると思うなよ。

自分を評価してあげよう

自分が自分を肯定してあげないでどうする。自分が、自分の決断を応援してあげないでどうする。俺は俺の味方であってくれ。せめて自分だけは、自分を許してあげたい。

俺はよくやったよ。本当によく戦ったよ。これ以上は、他の誰でもできなかったよ。やれるだけのことは、やったんだ。全部の手は尽くした。存在しない未来を仮定するのは、もうやめろ。

お前は頑張った。ゆっくり休め。それ以外に、言葉はない。後悔することは何一つない。充分戦った。歴史に残る粘りだった。お前は偉い。お前はすごい。お前のことを、誇りに思うよ。お前が、息子でよかったと、両親も思ってる。お前が兄弟でよかったと、兄弟も思ってる。

屈辱はもう充分受けた。普通の人の何十倍もの屈辱を、苦痛を受けてきた。辛かったな。でもお前は、本当に頑張ったよ。予測しかできない未来を、頑張ってできるだけ確率を上げて、考え抜いて、決断したんだ。何を苦しむことがある。何を後悔することがある。お前は偉い。お前は世界で一番素晴らしいよ。嘘じゃない。

俺は俺だから、俺のことを一番よく知ってる。その俺が言うんだから間違いない。希望を語ろう。この後は、よくなるしかない。

もう頑張れない

無理でした。やるだけやったが、先がないことがあまりにも明白だった。何らかのカードを切るしかなかった。で、カードを切った。悲劇的な逃走。破滅と知ってて、飛び込むしかなかった。俺には人生と戦う義務はあるが、仕事と戦う義務はない。幸福になる権利はなかった。苦痛を受ける義務が存在したことが、事後的に分かった。

じゃあなと、俺がつぶやく。これで終わり。お終い。すでに俺の人生は崩壊した。崩壊後の残骸を、どれだけ拾い集めることができるのかだ。

再建する元気はない。奇行はここに極まれり。自分勝手に他人に迷惑をかけ続ける俺。全ての指摘に対して、言い逃れ不能。頭がおかしすぎるんだ。治す方法はない。

俺は死ぬまで、幸せだと感じることができないかもしれない。どうしてこうなってしまったんだろう。分かっているのに、分からない。

 

現実的に幸せになる方法がない

俺が幸せになる方法はない。リアルにない。まともに考えればまともに考えるほど、自殺したほうがいい気がしてくる。というか、自殺してないのが愚かな気さえしてくる。

完全な手詰まり。計画通りに行ったところで、お先真っ暗。どんなルートもあるような気がしない。初手から詰んでるようにしか見えないし、周りもそう診断を下している。本当に何の方法もないんだ。俺は悔しい。かつての俺は、まだ、少しイケてると勘違いする程度には、イケてる短い期間があった。おしまいだね。でも、終わらないね。人生は、続いていってしまう。自殺する勇気はまるでない。夢中になれるものが欲しい。些細なものでもいいんだ。時間を忘れられるものが欲しい。没頭していたら、そのまま寿命を迎えられるような

完全に狂いました

賽は投げられた。完全に狂った。これが、最後の投稿になるかもしれない?はたまた、連続投稿の最初の投稿になるかもしれない。

明日の自分が想像できない。自分が自殺した後の葬式のことばかり想像している。自分の自殺を親が知った瞬間、見つけた瞬間ばかり想像している。

俺にはこの手しかなかった。これしかなかった。しょうがなかった。理想の未来と現実を比べれば、そりゃ理想の未来がよく見えるに決まっている。後悔とはそういうことだ。

過去の記事が過去じゃない

過去書いていた記事を見て思う。こんなことを俺が考えていたはずがないということを。俺はこんなことを考えるような人ではないということを。

本当の俺はもっとひどい。誰も見ないような記事なのに、どこか他所行きのことを書いている。私が本音を出せるところは、結局のところ自分の脳内でしかないのだ。いや、脳内ですら、どこかストップをかけている気さえする。