それでも、頑張るしかない

地獄でなぜ悪い フィクション

ここ15年散歩に魅せられてる

散歩は俺を魅了して止まない。一生懸命取り組んできたものは何かと聞かれたら、散歩と答えるかもしれない。散歩の何が楽しいか。以下に記載する。散歩のメリットを書いていくと、全てのインターネットを超える情報量になってしまうため、あくまで散歩の楽しいところにとどめる。

1.景色が変わる。たしか、漫画ぼのぼのにも、このような考察があった。歩いていると、景色がどんどん変わっていって、楽しい。知らないところや景色が綺麗なところはもちろん素晴らしいが、そうでなくてもそれなりに楽しい。

2.ラジオを聞いたり音楽を聞いたりするのが楽しい。それは散歩の楽しさじゃないと思うかも知らないが、いい感じにラジオを聞く時間を作るのは、なかなか難しい。ラジオは、正座して聞こうとすると、ちょっと手持ち無沙汰だ。かといって、本を読んだりしながら聞いても、集中できない。やはり散歩がちょうどいい。

3.疲れる。疲れるのが楽しい。だんだん足が重くなって来るのが楽しい。生を実感する。今生きているんだなと、強く感じる。リストカットを繰り返してしまう人は、代わりに散歩したらいいんじゃないかと思う。

4.目的地に着くのが楽しい。先ほどまでは、Googleマップのある地点に過ぎなかった場所に、今俺は立っている!仕事は、大抵のことはすんなり進まないのに、この散歩のスムーズな進行よ。なんて安定感なんだ。

5.謎の達成感。疲労や目的地についたのも相まって、散歩をすると達成感が出てくる。俺は散歩を成し遂げたのだ。さらに、家に帰ると、家までたどり着いたという達成感も出てくる。こうなったら、もう無敵だ。

散歩をしているときは、暗い気持ちも比較的マシになる。というか、あまりにも疲れると、意識が朦朧としてきて、辛いとか辛くないとかの問題じゃなくなってくる。

本当は、俺は散歩で食っていきたいと前から思っているが、そういう仕事がない。