それでも、頑張るしかない

地獄でなぜ悪い フィクション

漫画が原作の映画への偏見をやめたい

漫画が原作の映画は、自分の中で、一段下に見てしまうという偏見がある。なんというか、私はわりと監督至上主義みたいな部分があるので、監督に創造性を飛翔させてほしいのだ。どうしても、漫画が原作だと、その原作や原作のファンを意識するため、魅力が落ちてしまうように感じる。私が今回問題にしているのは、偏見をやめることだ。偏見をやめて、フラットな目で楽しめるようになりたい。その上でつまらないなら、それはそれでいい。

ジャンプに連載しているような、有名な漫画の映画化であれば、こっちもその情報がある状態でその映画に対峙できるから、まだいい。昔3巻だけ出た、少女漫画原作とかが、なんか嫌な気分になる。面白かった映画がそれだと、なんか嫌になる。たぶん、俺は、ある映画の面白さを、監督の才能だと思いたいんだと思う。認知の負荷を軽くするため、監督に良くも悪くも責任を押しつけたいのだと思う。まあ、どんだけ脳の容量がないんだという話ではあるが。