それでも、頑張るしかない

地獄でなぜ悪い フィクション

もう頑張れない

無理でした。やるだけやったが、先がないことがあまりにも明白だった。何らかのカードを切るしかなかった。で、カードを切った。悲劇的な逃走。破滅と知ってて、飛び込むしかなかった。俺には人生と戦う義務はあるが、仕事と戦う義務はない。幸福になる権利はなかった。苦痛を受ける義務が存在したことが、事後的に分かった。

じゃあなと、俺がつぶやく。これで終わり。お終い。すでに俺の人生は崩壊した。崩壊後の残骸を、どれだけ拾い集めることができるのかだ。

再建する元気はない。奇行はここに極まれり。自分勝手に他人に迷惑をかけ続ける俺。全ての指摘に対して、言い逃れ不能。頭がおかしすぎるんだ。治す方法はない。

俺は死ぬまで、幸せだと感じることができないかもしれない。どうしてこうなってしまったんだろう。分かっているのに、分からない。